台風対策の窓ガラスのテープの貼り方は?風圧で割れそうな時は少し空けるのはOK?

台風19号が明日から東海・関東に上陸すると予想されています。

今回の台風は9月の千葉に被害をもたらした15号を上回るくらいの過去最強クラスと言われています。

今年だけでなく、近年の台風は勢力を増していることが増えてきて、備えをすることが前提となってきました。

特に窓ガラスは一軒家でもマンションでも対策をしておきたい箇所ですよね。

そこで今回は、

  • 台風対策の窓ガラスのテープの貼り方
  • 窓ガラスが風圧で割れる可能性と対策
  • マンションやアパートの窓の対策

について書いていきます。

台風で窓ガラス割れる原因

台風の被害には窓ガラスがありますが、マンションやアパートなどの集合住宅については窓ガラスの被害が約8割を占めています。

台風で窓ガラスが割れる原因の多くは、外に置いてあるものなどの飛散物が窓に飛んでくるからです。

外に置いてあるものは風速30メートルが飛ぶとされれており、台風19号は最大瞬間風速が65メートルと予想されています。

風速15m~20m未満で、風に向かって歩けないくらいで転倒する人も出てきます。

屋外の看板やトタンも外れ始める風の強さです。

風速20m~25m未満ともなると、人は何かにつかまっていないと立ってられなく、看板なども落下し飛散する強さです。

よって、窓ガラスをテープに貼ることも大事ですが、外に物が置いてある場合は台風が来る前に中にしまっておくことも対策の一つです。

台風対策の窓ガラスの養生テープやガムテープの貼り方

まず、窓ガラスにテープを貼る理由は、窓ガラスが割れないようにするということよりも、割れたときにガラスが飛び散ったときの二次被害を防ぐためにあります。

なので、テープでなくても飛散防止フィルムであれば、なおいいですね。

窓ガラスには養生テープを使うのですが、養生テープというのは繊維が入っているのが特徴です。

また、手で切りやすくハサミがなくても真っ直ぐに切ることができます。

ガムテープと違って粘着力が弱いので剥がしやすく、跡が残りにくいのも特徴ですね。

では、窓ガラスのテープの貼り方ですが、テープを「米」の字になるように貼ります。

あくまで割れたガラスが飛び散らないようにするためなので、段ボールで補強してカーテンを閉めておくくらい対策する方が被害は最小限に抑えられますね。

台風の風圧で窓ガラスが割れる?窓を少し開ける方がいい?

暮らしの困りごとを解決するプラットフォーム「生活110番」によると「風圧で窓ガラスがわれることは、まずありません」ということです。

しかし、ガラス会社のAGC株式会社によると、通常建物のガラスは瞬間風速48.0m/秒まで耐えられるように設計されているということでした。

※風の強い沖縄などについては、もっと大きな風速にも耐えられるように設計されています。

では今回のような最強クラスの台風の場合は風圧で割れる可能性があるので、少し開けておきたいですよね。

しかし、台風の時は窓を開けてはいけません。

というのも、飛散物が部屋の中に飛んでくる危険性があります。

また、部屋の中に入ってきた風圧の強い風で、家財が飛んだり、行き場のない風が天井を押し上げ屋根が持ってかれる可能性もあるんです。

なので、絶対に窓を開けるということはしてはいけません。

風圧によって窓が割れる対策をするなら、雨戸やシャッターをしておくのがいいですね。

台風のマンションやアパートの窓の対策

マンションやアパートの場合は、雨戸やシャッターが付いていないことの方が多いです。

そういう時は、前述で紹介したように、養生テープやガムテープでガラスが飛び散るのを防いだり、段ボールを窓に張り付けて補強しておきましょう。

あとは、ベランダやバルコニーに植木鉢やサンダルなど置いてある場合は、中に入れておきます。

物干し竿は取り外して下において窓に飛んでくるのを防いでおきます。

また、エアコンの室外機は基本的に固定されていますが、心配な場合はロープで固定しておくと安心です。

おわりに

今回は、台風対策の窓ガラスのテープの貼り方と風圧で窓ガラスが割れる可能性と対策についてまとめてみました。

台風で窓ガラスが割れる原因の多くは、外の飛散物が窓ガラスにぶつかるからです。

なので、対策としてはまずは外に物を置かないことです。

窓ガラスへの養生テープやガムテープを貼るのは、割れないようにする対策ではなく、ガラスが飛び散らないようにするためです。

養生テープやガムテープの窓ガラスの貼り方は「米」の字にして貼ります。

窓ガラスが耐えられる風圧は、通常の建物の場合、瞬間風速48.0m/秒まで耐えられるように設計されています。

今回のような台風の場合は風圧で割れる可能性も出てきます。

対策としては雨戸やシャッターをすることですが、ない場合は段ボールで補強しておきます。

被害を最小限に抑えるためにも台風が来るまでに是非参考にしてみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。