近年の台風は勢力を増していることが増えてきて、備えをすることが前提となってきました。
台風の被害では戸建てだとアンテナや雨漏りが多いのですが、マンションやアパートなどの集合住宅については窓ガラスの被害が約8割を占めています。
被害が多い地域ではなかなか修理までに時間がかかることがあります。
窓ガラスが直るまでは応急処置をしておきたいですよね。
そこで今回は、
- 台風で窓が割れた時やひび割れの応急処置
- 台風で窓が割れた時のマンションの場合
について書いていきます。
目次
台風で窓ガラスが割れた場合
まず、窓が割れた時の応急処置の前にどんなことが起こるのかを紹介します。
もちろんガラスが飛び散ってしまうので、その二次被害があります。
ガラスの破片でケガをする可能性があるので、割れてしまったら風が落ち着くまで一旦部屋から避難しましょう。
もし養生テープやガムテープを使って対策していると、ガラスが飛び散るのも最低限にすることもできますね。
窓が割れてしまうと、ガラスが飛散するだけでなく、家の中の物が舞い上がってしまいます。
それだけでなく、パソコンやスマホが濡れてしまって故障してしまいます。
特に危ないのが、コンセントが濡れてショートしてしまうこと。
もし窓が割れて、漏電やショートする可能性が出てきたら、台風が落ち着くまでブレーカーを落としておきましょう。
台風で窓が割れた時やひび割れの応急処置
それでは、窓が割れてしまったり、ひびが入った場合の応急処置について紹介します。
台風で窓が割れて応急処置をする前に
まず、応急処置の前に賃貸や火災保険に加入している場合についてですが、被害後の状況を写真に残しておいてください。
建物や家財など損害箇所を確認できるようにしておいたほうが有効だからです。
台風で窓ガラスが割れた場合
割れたガラスを直接触るのは危険なので、軍手や皮の手袋でガラスの破片を片付けてしまいましょう。
もちろん手だけではなく、スリッパや室内用の靴などで足を怪我しないようにしてください。
細かいガラスの破片は、ほうきとチリトリで集めて片付けます。
さらに細かい破片は粘着テープやガムテープを使います。
濡らした雑巾で向きとるのも有効です。雑巾を使った場合は危険なので捨ててしまいましょう。
ガラスが片付いたら、段ボールやブルーシート、ベニヤ板などで窓を覆います。
割れた部分だけでなく、窓全体を覆いましょう。
台風で窓ガラスにヒビが入った場合
もし窓ガラスが割れるまではなかったけど、ヒビが入ってしまった場合は、ガムテープや補修テープなどでヒビに沿って貼り付けましょう。
あくまで応急処置なので、割れない可能性がなくなるわけではありません。
注意としてはテープを貼るときに圧力がかからないようにしてください。
テープを貼っているときに割れてしまうかもしれないので。
ヒビに一通りテープを貼ったら、万が一割れることもあるので、窓全体に段ボールやブルーシート、ベニヤ板などで窓を覆います。
台風で窓が割れた時の賃貸マンションやアパートの場合
前述で紹介した通り、被害があった後の状況を写真を残しておくとマンションの管理会社や大家さんと話すときに使うことができます。
賃貸契約書に記載があればいいのですが、記載がない場合は写真を有効に使うことができます。
被害状況を写真に残して、割れたガラスの処理をしたらすぐ管理会社や大家さんに連絡しましょう。
あまり時間が経った後だと、台風で割れたものと思われない可能性もあるので早めに連絡して修理してもらいましょう。
また、対応があまりに遅いと割れた場所にもよりますが、空き巣や強盗に目を付けられる可能性も高くなります。
台風の時だけでなく、何かあった場合に備えて管理会社や大家さんの連絡先は登録しておいたほうがいいですね。
おわりに
今回は、台風で窓が割れた時の応急処置やマンションの場合などについてまとめてみました。
台風で窓が割れると、ガラスが飛散するだけでなく、パソコンやスマホが濡れて故障したり、中に入った雨水で漏電やショートするということもあります。
窓ガラスが割れた場合は大きい破片から細かい破片を片付けて、窓を段ボールなどで覆います。
ひびが入っただけなら、ガムテープなどで補修し窓を段ボールなどで覆って、割れたときの予防をしておきます。
賃貸や保険に加入している場合は、被害の後の状況を写真に撮っておきます。
早めに管理会社や大家さんに連絡して修理の時に必要あれば写真を見てもらえるようにしましょう。
もし台風などの天災で窓ガラスが割れてしまった場合は参考にしてみてください。
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