10月17日に今年もプロ野球ドラフト会議が行われます。
約2か月前まで甲子園に出場していた選手や注目の大学生選手などが、どの球団へ進むのか、運命の日となります。
ドラフトが終わると1位指名の選手や各球団が交渉権を得た選手などの結果がニュースになります。
それとは逆に指名されなかった場合や入団を拒否するとどうなるのかが気になりました。
そこで今回は、
- プロ野球ドラフト会議で選ばれなかった選手のその後の進路
- プロ野球ドラフト会議の指名漏れの理由
- プロ野球ドラフト会議で球団を断ったとき
などについて書いていきます。
目次
プロ野球ドラフト会議で指名されなかった選手(指名漏れ)のその後の進路
それでは、プロ野球ドラフト会議で選ばれなかった人のその後について調べてみたので紹介します。
2019年のプロ志望届を提出した選手は高校生では139人、大学生では108います。
過去の例からドラフト会議で指名されない選手は高校生で50%以上、大学生だと70%近くということでした。
そこで、指名漏れとなってもプロを志望する選手のその後ですが、高校生であれば、大学へ進学か社会人に進むケースがあります。
高校卒業後大学へ進学した場合、在学中はドラフト会議の対象にはならないので、大学卒業後のドラフトを待つことになります。
高校卒業後社会人となった場合、3年目以降のドラフトから対象となります。
大学卒業後社会人となった場合、2年目以降のドラフトから対象となります。
社会人の場合は翌年のドラフトを待つことになります。
プロ野球ドラフト会議の選ばれなかった(指名漏れ)理由
ドラフト会議まではプロでの活躍が期待されていても、選ばれないということもあります。
その理由についても調べてみました。
もちろんケースはさまざまですが、主に以下のような要因がありました。
- スカウトの評価が高くなかった。(打ち方や投げ方が独特だったりスキル自体の評価が低いなど)
- 怪我をしたあとの経過など。(故障によって将来性を感じられないと思われた)
- ライバルが多い。(投手候補が多いなど、特定のポジションに人数に偏りがある)
- 球団の補強ポイントに合わなかった。
などがありました。
大学へ進学して、大学在学中にケガなどをすると、球団側に故障がネックとして感じられることがあると分かりました。
ライバルが多い場合や補強したいポイントに合わないというのは、その年の運と言ってもよさそうですね。
プロ野球ドラフトで交渉権(入団)拒否したらペナルティはある?
では、ドラフト指名されたのに、拒否した場合はどうなるのでしょうか。
こちらも気になったので調べてみました。
結論として、プロ野球ドラフトで交渉権を拒否すると、ペナルティがあります。
ペナルティというのは、前述で紹介した指名漏れの時と同じで、一定期間ドラフト指名できない状態になります。
ドラフトを拒否して高卒後社会人となった場合は、3年間、同じく大卒後社会人となった場合、2年間ドラフト指名できなくなります。
もし、ドラフト指名を拒否して海外のチームに所属した場合も、高卒の場合は3年間、それ以外の選手は2年間ドラフト指名ができなくなります。
大学卒業後、指名を拒否して留年した場合は、翌年にドラフト指名はできますが、大学野球規定の選手登録期間は4年間なので、留年中は対外試合に出場することができなくなります。
試合に出場できなくなるので、ブランクが出てしまいます。
基本的に一定期間の間ドラフト指名できないということがペナルティですが、プロで試合する経験が遅くなるということの方がデメリットかもしれませんね。
おわりに
今回は、プロ野球のドラフト会議で指名漏れになった後の進路や指名漏れの理由や入団拒否についてまとめてみました。
指名漏れとなった場合は大学や社会人となり、次のドラフトの機会まで待つことになります。
選ばれなかった理由はさまざまですが、プロへのスキル不足や故障による期待値が下がったなどがあります。
入団拒否すると一定期間ドラフト指名できないというペナルティがあります。
今年は10月17日にドラフト会議が開催されます。
ドラフト会議を楽しみにしている方は参考にしてみてください。
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