東日本大震災から8年の今日3月11日の未明にまた地震が発生しました。
今日だけで未明から朝にかけては東北~関東沿岸で何度か地震が発生しています。
震災があった同じ日に、同じような地域で地震があると8年前を思い出すようで、とても怖いですよね。
同じような地域での地震ということで過去の関係性や、今後大きな地震が発生する可能性が気になりました。
そこで今回は、
- 2019年の3.11に東北で地震で過去との関係
- 今後大地震が発生する可能性やエリア
について書いていきます。
2019年の3.11に東北で地震で過去との関係は?
まずは、今日未明から朝にかけて発生している地震と地域を調べました。
3月11日 1時55分頃 | 宮城県沖 | M2.8 | 震度1 |
3月11日 2時11分頃 | 福島県沖 | M5.9 | 震度3 |
3月11日 2時24分頃 | 福島県沖 | M5.1 | 震度1 |
3月11日 3時34分頃 | 茨城県南部 | M3.4 | 震度2 |
3月11日 3時44分頃 | 福島県沖 | M4.9 | 震度1 |
3月11日 6時50分頃 | 福島県沖 | M3.6 | 震度1 |
3月11日 7時14分頃 | 長野県南部 | M2.2 | 震度1 |
この通り、主に東北~関東沿岸にかけて地震が発生しています。
今日発生した地震エリアの岩手県から千葉県北東部の間の沿岸や沖合は、東日本大震災の余震域です。
気象庁の情報では、この余震域で去年の3月11日~昨日3月10日夕刻までの約1年間で、震度1以上の揺れの地震が477回発生していることが分かりました。
東日本大震災の発生後の1年間に起きた8112回の地震に比べると、少なくはなっています。
しかし、震災前と比べるといまだに多いです。
今日の地震は震災があった日と同じですが、やはり8年前の震災の余震と考えられるのではないでしょうか。
今後大地震が発生する可能性やエリアは?
今後また大きな地震がくる可能性についてはこれまでも多くのメディアで取り上げられていますよね。
今後30年以内にマグニチュード7クラスの大地震が発生する確率は最大で90%程度以上とも言われています。
しかも、今日発生した前述の余震域でマグニチュード7以上の津波を伴う地震が起きる可能性も高いとのことです。
日本海溝のエリアでマグニチュード7級の地震の確率は、
- 青森県東方沖及び岩手県沖北部で90%程度以上
- 宮城県沖で90%程度
- 茨城県沖で80%程度
南海トラフのエリアでは、マグニチュード8~9級の地震が70~80%の高確率で発生すると言われています。
(南海トラフの対象は、駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域及び土佐湾を経て日向灘沖までのエリアです。)
これらのエリアだけでなく、日本列島は複数のプレートによる複雑な力がかかるので、どの場所であっても突然おおきな地震がくる可能性は十分にあります。
今日の3.11を機に今後も揺れや津波への備えをしておきたいですね。
おわりに
今回は、2019年の3.11に東北で発生した地震と過去の地震の関係と今後大地震が発生する可能性やエリアについてまとめてみました。
今日未明から朝にかえて発生した地震は8年まの大震災の余震と考えられます。
今後マグニチュード7以上の大地震が発生する可能性は90%以上と高いです。
日本列島は複数のプレートがある以上どこも揺れや津波の可能性はあるので、地震が発生したときは避難できるように心がけておきたいですね。
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