過去最強クラスと言われる台風19号が明日から東海・関東に上陸すると予想されています。
今年だけでなく、近年の台風は勢力を増していることが増えてきて、備えをすることが前提となってきました。
まずは窓ガラスが割れる対策はしておきたいですが、ガラスが割れなくても強い雨の時はサッシから雨が吹き込むこともあります。
窓のサッシから水浸しになるのも対策しておきたいですよね。
そこで今回は、
- 台風の窓のサッシの吹き込みや雨漏りの原因
- 台風の窓のサッシの吹き込みや雨漏りの対策や補強
について書いていきます。
目次
台風の窓のサッシの吹き込みや雨漏り(水漏れ)の原因
窓のサッシから雨が吹き込んでくる原因はさまざまですが、台風のような暴風雨となるときの雨漏りの原因について紹介します。
窓のサッシの引き違いによる浸水
窓を横に動かして開閉するときの仕組みによるものです。
窓を動かすレールが溝を作っているので、引き違いの構造上隙間ができてしまいます。
ある程度は外の窓枠から排水できる構造ですが、台風のような暴風や大量の雨の場合、排水できる量を超えたり、横からの吹き付ける雨が隙間から浸水することがあります。
こないだの台風でサッシ下部から浸水したけど調べてみたらJIS最高規格を超える風速だっただけっぽい。
仕方ないね。台風シーズンに家を開けるときにはタオル詰めとこ。 pic.twitter.com/A22ZOuK0s3
— 武井一雄 Kazuo Takei (@meza3) 2019年9月17日
この通り、構造によるものなので、修理で処置はできないですね。
窓枠の劣化による雨漏り
窓のサッシはコーキングという充填材で壁に接着しています。コーキングが劣化すると破れたりして隙間ができてしまいます。
隙間が小さいと普段の雨であればあまり影響なくても、台風のように暴風雨となるときは浸水する可能性がでてきます。
ガラスと窓枠の間の劣化による雨漏り
窓のサッシとガラスのつなぎ目のゴムパッチンも経年劣化してきます。
前述のコーキングと同じように劣化によって隙間ができると暴風雨などで浸水する可能性がでてきます。
窓枠の外壁からの雨漏り
窓のサッシ付近の外壁にひび割れがある場合、ひび割れから浸入してきた雨水がサッシから浸水してくる可能性があります。
窓付近の換気扇や配管からの雨漏り
ある程度は防水対策がされていますが、台風や豪雨などさまざまな角度から雨が吹き込む場合は雨水が侵入する可能性が高い箇所です。
台風の窓のサッシの吹き込みや雨漏り・水漏れの対策や補強方法
前述では窓のサッシから雨が吹き込む原因について紹介しました。
構造上による吹き込みや雨漏りについては、台風や豪雨の時だけ対策するしかありません。
劣化などであればプロに修理してもらう必要がありますが、台風で被害があった場合などはなかなか修理の予定がつかないものです。
既に劣化してる場合も、修理が終わるまでは応急処置をして補強しておきましょう。
ここからは、窓のサッシの吹き込みや雨漏り・水漏れの対策について紹介します。
雨戸やシャッターを閉める
元々家に雨戸やシャッターが付いている場合は閉めればいいだけですね。
雨水の浸水だけでなく、暴風による飛散物から窓を守ることもできます。
網戸を使って雨を防ぐ
引き違いのように構造上が原因で、網戸がある場合です。
雨水やシャッターがなくても網戸はあることが多いですよね。
網戸を引き違いの部分にくるように閉める(サッシが互い違いの状態)と引き違いの隙間から吹き込むのを軽減できます。
レールを掃除しておく
引き違い部分のレールにはある程度の雨でも排水できるようになっています。
しかし、レールの排水部分が砂やほこりなどで詰まっている場合は排水しにくくなるので、事前に掃除しておきます。
レールに雑巾や吸水シートを使う
引き違い部分のレールに雑巾や吸水シートで雨水を吸水して浸水を軽減させます。
床が濡れる可能性がある場合ははビニールシートなどを敷いておきます。
サッシから雨漏りがすると、サッシ周りの木材が腐ったり、カビが発生しやすくなる原因となります。
劣化などで隙間ができている場合は隙間が大きくならないうちに修理しておくこをおすすめします。
おわりに
今回は、台風の窓のサッシの吹き込みや雨漏りの原因と対策・補強方法についてまとめてみました。
サッシが引き違いの場合は構造上による原因の場合があります。
あまりにひどい台風や豪雨の時は予め対策して、浸水を軽減させておきましょう。
劣化が原因の場合は、応急処置をして補強する必要がありますが、業者に修理を依頼することをおすすめします。
台風や豪雨で窓のサッシから浸水がある場合は参考にしてみてください。
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