世界野球2019プレミア12のアメリカ代表としてメジャーリーガーが出ない理由！

11月2日～11月17日で2019WBSCプレミア12が開催されてます。

WBSCプレミア12は4年に1度行われる国際野球大会で、今回は2回目の開催となります。

2015年のプレミア12ではアメリカは決勝で韓国に敗退し準優勝でした。

アメリカと言えばメジャーリーグ。

野球の聖地ともいわれます。

しかし、プレミア12のアメリカ代表にメジャーリーガーがいないのは気になりませんか？

そこで今回は、

世界野球2019プレミア12のアメリカ代表としてメジャーリーガーが出ない理由

についてまとめていきます。

世界野球2019プレミア12のアメリカ代表のメンバー

今回のプレミア12のアメリカ代表のメンバーにはメジャーリーガーはいません。

ちなみに前回のプレミア12にも出場していませんでした。

プレミア12のアメリカ代表の登録選手はマイナーリーグやFAの選手で構成されています。

世界野球2019プレミア12にメジャーリーガー(MLB)が出ない理由

プレミア12にメジャーリーガーが出ない理由としては、11月はMLB選手にとっては休養期間であるから。

ちなみに、プレミア12と同じような野球の国際大会のWBCはどうでしょうか？

2017年のWBCにはメジャーリーガーは出場していました。

しかし、国際大会ですがWBCのほうでもMLBのオールスターチームというわけではありませんでした。

開催時期はWBCは3月でMLBのシーズン前です。

ここまでで、MLBの雰囲気が少し伝わるのですが、MLBはプレミア12だけでなく、WBCも含めて国際大会には積極的ではないんです。

財政面でMLBの立場からプレミア12＜WBCという話もありますが、そもそもMLBは国際大会はそれほど重要視していません。

MLBにとって一番重要なのは、MLBのシーズンだからです。

なので、シーズン前にあるWBCやシーズン後の休養期間であるプレミア12には球団は選手を出したがらないんです。

WBCにはメジャーリーガーが出場してはいますが、第1回のときアメリカ代表のエースがWBCに出場してからスランプに陥るということありました。

そのことから、シーズン前に行われるWBCで選手に悪い影響が出ることを懸念するようになります。

それから第2回は辞退するメジャーリーガーも増えるようになりました。

それもあってか、アメリカでは日本ほどプレミア12やWBCのような国際大会は盛り上がりがないんです。

オールスターでなくてもメジャーリーガーが出るWBCですら、せいぜい決勝でアメリカ代表が出場したときくらいです。

なぜ、そこまでMLBのシーズンが大事なのかですが、球団は選手に高い年俸を払っているからです。

シーズンオフのプレミア12やシーズン前のWBCで故障して、シーズンに影響する可能性があるなら選手を出したくないんですね。

なので、残念ながら今回のプレミア12ではメジャーリーガーもですが、現在メジャーで活躍している大谷翔平や田中将大などの選手を観ることができないんです。

プレミア12にメジャーリーガーが出ない理由のまとめ

プレミア12が開催される11月はMLBのオフシーズン（休養期間）だからです。

また、そもそもMLBにとってシーズンが最も重要なため国際大会には積極的ではありません。

なので、プレミア12だけでなくWBCもですが故障などで、シーズンに影響があることを懸念しています。

MLBの球団からすると高額な年俸を選手に払っているので、選手にはシーズン中に活躍してほしいと思うのは当然かもしれませんね。

プレミア12でメジャーで活躍している日本人を観れないのは残念ですが、国際大会がアメリカでも盛り上がりがあるとMLBも積極的になるのかもしれませんね。